○いの町防災対策基金条例
令和5年3月24日
条例第4号
(設置)
第1条 地域の課題や特性に応じた優先的に取り組むべき防災対策をきめ細かに進め、災害に強い地域社会の実現の加速化を図るため、いの町防災対策基金(以下「基金」という。)を設置する。
(積立て)
第2条 基金として積み立てる額は、次に掲げる額とする。
(1) 高知県緊急用ヘリコプター離着陸場整備事業費交付金として交付を受ける額
(2) 前号に掲げるもののほか、一般会計歳入歳出予算で定める額
(管理)
第3条 基金に属する現金は、金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならない。
2 基金に属する現金は、必要に応じ、最も確実かつ有利な有価証券に変えることができる。
(運用益金の処理)
第4条 基金の運用から生じる収益(以下「運用益金」という。)は、一般会計歳入歳出予算に計上して、第1条に定める設置の目的を達成するために行う事業の経費に充てるものとする。
2 前項に定める事業の経費に充当したものを除き、運用益金は、一般会計歳入歳出予算に計上して、この基金に積み立てる。
(処分)
第5条 基金は、次に掲げる場合に限り、これを処分することができる。
(1) 本町が防災のために実施する単独事業の財源に充てるとき
(2) 本町が国等の補助制度を活用し防災のために実施する事業(高知県の補助事業を除く。)の財源に充てるとき
(3) その他防災対策に資する事業の財源に充てるとき
(繰替運用)
第6条 町長は、財政上必要があると認めるときは、確実な繰戻しの方法、期間及び利率を定めて基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用することができる。
(委任)
第7条 この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は、町長が別に定める。
附則
この条例は、公布の日から施行する。