○伊野町厚生資金融通規程
昭和34年4月8日
訓令第1号
(目的)
第1条 この規程は、伊野町に住所を有する生活困窮者に生業等必要な資金を貸付けて、その厚生を図ることを目的とする。
(貸付金の種類等)
第2条 伊野町厚生資金(以下「厚生資金」という。)の種類、種類別の貸付限度額及び貸付限度期間は次のとおりとする。
(1) 生業資金 15,000円 15ケ月
(2) 医療資金 6,000円 12ケ月
(3) 葬祭資金 6,000円 12ケ月
(4) 生活資金 6,000円 6ケ月
2 町長は、特に必要と認めたときは、前項の規定にかかわらず、生業資金及び医療資金については、その貸付限度額又は貸付限度期限をその3分の5を超えない範囲において増額又は延長して貸付けることができる。
(貸付利子)
第3条 厚生資金の貸付は無利子とする。
(償還)
第4条 厚生資金の償還は月賦償還とする。ただし特に必要があると認めたときは、町長は半年賦以内の割払を認めることができる。
(審査委員会)
第5条 厚生資金の貸付について諮問するため、伊野町厚生資金審査委員会(以下「審査委員会」という。)を置く。
2 前項の審査委員会は、伊野町社会福祉協議会の調査委員会をもってこれに充てる。
3 審査委員会は、厚生資金の貸付について町長の諮問を受けた時は、速めにその適否等を調査審議して結果を答申しなければならない。
(借入申込)
第6条 厚生資金の貸付を受けようとする者は、別記第1号様式による伊野町厚生資金借入申込書を提出しなければならない。
(貸付)
第7条 町長は、厚生資金の貸付を決定したときは、その旨を借入申込者及び連帯保証人に通知しなければならない。
2 厚生資金の貸付は別記第2号様式による伊野町厚生資金借用証書により行う。
3 借用証書には、借受人及び連帯保証人の印鑑証明書を添付させねばならない。
第8条 町長は、厚生資金の貸付が緊急を要すると認めたときは、審査委員会に諮問せず貸付けることができる。
(連帯保証人)
第9条 連帯保証人は、次の各号に該当する場合は、速かに連帯して借受人の未償還元金を償還しなければならない。
(1) 借受人が死亡又は伊野町外に住所を移したとき。
(2) 借受人が貸付金の償還を遅延したとき。
(3) 第10条の規定により借受人が繰上償還を命ぜられた場合において、その指定期限内に繰上償還しないとき。
(繰上償還)
第10条 町長は、借受人が次の各号のいずれかに該当する場合は、期限を指定して貸付金の繰上償還を命ずることができる。
(1) 貸付金を目的以外の用途に使用したとき。
(2) 繰上償還をする経済的余裕ができたと認められるとき。
(償還猶予)
第11条 借受人が災害その他これに準ずる事由により、償還が困難と認められるときは、町長はその償還を猶予し又は償還期間の延長を認めることができる。
(連帯保証人の補充等)
第12条 町長は、連帯保証人が適当でなくなったと認めたときは、借受人に対しその変更を命ずることができる。
2 借受人は、連帯保証人が死亡したとき又はその他の理由により連帯保証人を変更しようとするときは、速かに町長届出てその補充又は変更について町長の承認を求めなければならない。
附 則
1 この規程は、昭和34年4月8日より施行する。
2 この規程施行の日より伊野町厚生資金融通規程(昭和29年伊野町訓令第13号)は、廃止する。

別記第1号様式

伊野町厚生資金借入申込書

  申込者  本籍

       住所

       氏名

       生年月日

 

  伊野町厚生資金融通規程により下記のとおり融資方お願い致し度生業計画書等を添えて保証人連署を以つて申込み致します。

 

昭和  年  月  日

申込者 氏名        印

  伊野町長殿

申込金額

金     円也

目的

生業  医療  葬祭  生活

借入期間

昭和  年  月  日より昭和  年  月  日まで

償還期間

昭和  年  月  日より昭和  年  月  日まで

償還方法

 

連帯保証人

住所

 

職業

 

氏名

 

 

 

 

  上記申込について下記の通り副申します。

     昭和  年  月  日         民生委員        印

 意見

 

 

生業計画その他

計画内容

(具体的に記入)

 

生業等に必要な品と金額の明細

 

将来の見透

 

現在の収支状況

収入

 

支出

 

差引

 

収入は利益でなく総収入を支出は収入を得る為の必要経費を記入のこと即ち差引は純所得金額となる。

今後の収支見込

収入

 

支出

 

差引

 

償還財源

 

資産及び負債の状況

資産

 

負債

 

資産は動産不動産に別け負債は借入先金額等を記入すること。

家族の状況

氏名

年齢

続柄

同居、別居の別

職業及勤務先

月収

 

 

 

同別

 

 

 

 

 

同別

 

 

 

 

 

同別

 

 

 

 

 

同別

 

 

 

 

 

同別

 

 

 

 

 

同別

 

 

 

 

 

同別

 

 

その他参考事項

 

 

別記第2号様式

 

      伊野町厚生資金借用証書

  右の通り借用致しました。つきましては伊野町厚生資金融通規程の条項を堅く守り期間内に必ず返済致します。

 

    昭和  年  月  日

 

借受人 住所 吾川郡伊野町         番地

 

氏名                 印

 

  右の者は伊野町厚生資金の貸付を受けました。ついては伊野町厚生資金融通規程を厳守させるは勿論、万一本人が償還を怠りましたときは私が遅滞なく連帯責任をもつて代納致します。

 

    昭和  年  月  日

 

連帯保証人 住所 吾川郡伊野町         番地

 

氏名                 印

 

連帯保証人 住所 吾川郡伊野町         番地

 

氏名                 印

 

伊野町長 殿

元利金支払方法

借用期間

借用金額

 

 

 一  金